就労支援事業所ミライク

ミライク

【説明】三重県の障害者施策が分かる!|仕事を目指すならミライク

上記のお考えを解決いたします。

こんにちは!就労支援事業所ミライクの山下です。三重県松阪市で、病気や怪我による障害でお仕事にお困りな方に就労支援を行っています。

今回は、三重県の障害者に対する支援計画を説明します。三重県では、「みえ障がい者共生社会づくりプラン」を発刊しており、中を見ることで三重県の障害者に対する考えを把握することができます。今回はポイントを抑えて説明いたします。

三重県の障害者計画に対する基本的な考え方

三重県では、3年間の期間で実行される「みえ障がい者共生社会づくりプラン」が作成されます。2022年4月14日現在では、「2021年~2023年版」が最新になります。

みえ障がい者共生社会づくりプランでは、以下の基本的な事項を踏まえて、計画が策定されています。

三重県の障害者計画における基本理念

何かものごとを進める場合に、「理念」は大切です。なぜなら、多数の人々が密接に連携しながら取り組むからです。お互いの方向性や考え方がバラバラの場合には、当然ゴールに向かうことはできません。

みえ障がい者共生社会づくりプランでは、以下のような基本理念を掲げています。

障がいの有無によって分け隔てられることなく、お互いに人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現

三重県の障害者計画における計画推進の基本原則

みえ障がい者共生社会づくりプランでは、計画推進に向けて、以下の5つの原則を押さえています。

  • 障がい者の自己決定の尊重
  • 障がい者本位の途切れのない支援
  • DX等をふまえた安全・安心への取組
  • 社会的障壁の除去
  • 障がいの状況等に応じた支援

これらの原則に従った上で、3つの施策が施されています。

  1. 多様性を認め合う共生社会づくり
  2. 生きがいを実感できる共生社会づくり
  3. 安心を実感できる共生社会づくり

三重県の障害者施策における「就労」に関する数値目標

みえ障がい者共生社会づくりプラン内では、立案した施策に関する様々な数値目標が設定されています。以下は、「就労」に関連する数値目標を抜粋しています。

項目2019年時点の現状2023年の目標備考
一般就労へ移行した障がい者数401人524人三重県の障害者に対して就労をサポートする機関を経て、一般就労した障害者数
一般就労移行者数179人253人福祉施設を退所して一般就労に移行する者の数
就労移行支援事業所を通じて、一般就労に移行する者の数71人107人
就労継続支援A型を通じて、一般就労に移行する者の数62人86人
就労継続支援B型を通じて、一般就労に移行する者の数43人64人

これらの数値からも、三重県として障害者が福祉施設を利用し続けるのではなく、可能性があれば積極的に一般就職を目指すように取り組んでいく思いがわかります。

三重県の障害者計画を踏まえた「就労支援事業所ミライク」の取組

三重県松阪市で福祉施設を運営する就労支援事業所ミライクでは、三重県の障害者計画における施策である「生きがいを実感できる共生社会づくり」と「安心を実感できる共生社会づくり」に貢献できるように取り組んでいます。

生きがいを実感できる共生社会づくり

「就労の促進」に取り組んでいます。三重県から、就労継続支援B型と就労移行支援の運営許可を取得し、障害者就労と一般就職の促進に取り組んでいます。

障害者就労では、三重県内の地元企業と連携して、様々なお仕事を用意しています。ひとりひとりで異なる障害特性に対応できるよう、すぐに実施できるお仕事から、経験が必要なお仕事まで、幅広く用意しています。

一般就職の促進では、障害者本人の方針に合わせて学ぶことが出来る学習環境を用意するだけでなく、専用のアプリを用意し、「自宅からでも高品質に学べる環境」を用意しました。

安心を実感できる共生社会づくり

「医療と福祉の連携」に取り組んでいます。就労継続支援B型と就労移行支援に「看護師」を配置しています。看護師は事業所を運営するにあたり、法律上必要ではありません。しかし、近年の多様化された社会では、医療的な支援を必要とする方に対しても、サービスを提供する必要があると感じています。みえ障がい者共生社会づくりプランでも、安心を実感できる共生社会づくりとして、医療と福祉の連携をキーワードに掲げています。民間企業の独自な方針ではなく、地域が求める福祉事業所を実現できるよう、取り組んでいきたいと考えております。

まとめ

三重県が発行するみえ障がい者共生社会づくりプランを見ると、三重県として障害者の一般就労に向けて挑戦する姿勢がわかります。踏まえ、地域福祉の最前線を担う、就労支援事業所としても、障害者の意思と可能性を追求して、企業側の働きかけて行きたいと思います。

就労支援事業所ミライクでは、障害をお持ちで企業での就労が難しい方に対して、お仕事や就労に向けた能力の習得をサポートしています。障害者の通所負担を軽減させるため、送迎や看護師の配置、管理栄養士が監修した昼食を無料で提供するなど、独自の取組を行っています。興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

引用情報

https://www.pref.mie.lg.jp/common/content/000956650.pdf

三重県:みえ障がい者共生社会づくりプラン2021年度~2023年度・概要