就労支援事業所ミライク

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【解説】三重県の障害者がお仕事を相談する窓口について|仕事を目指すならミライク

障害があるけど仕事をしたい!どこに相談すればいいの?

障害によって、不安なことや困ったことがある場合はどこに相談すればいいの?

上記のお悩みを解消いたします。

こんにちは!就労支援事業所ミライクの山下です。三重県松阪市で、病気や怪我による障害でお仕事にお困りな方に就労支援を行っています。

障害を持っていて、日常生活やお仕事について困っているけど、どこに相談して良いのか分からないという方も多いと思います。実は、地域には障害者をサポートする窓口が沢山あります。今回は、これらの相談窓口について解説いたします。

障害者はどのような「相談」ができるのか?

障害者は、日常生活や社会生活において、何かしら困っていることがあるかもしれません。

その障害者をサポートすることで、身体面や気持ち面を支えるだけでなく、生活や仕事、経済面に及ぶ支援を受けることができます。

障害者ひとりひとりの状況に応じて、必要となる支援が変わるため、地域の専門窓口同士が連携することで、きめ細やかな支援を提供することができます。

三重県にもある!障害者の相談窓口とは?

では、障害者の相談を受け付ける窓口はどのような場所でしょうか?

以下に挙げる場所などがあります。

  • 計画相談支援事業所
  • 障害者就業・生活支援センター
  • 就労移行支援事業所
  • 就労継続支援事業所

それぞれを見ていきましょう。

計画相談支援事業所

計画相談支援事業所は、地域に多数設置されている障害者の日常生活や社会生活を総合的に支援するための相談窓口です。

「そもそも、自分自身にどのようなサービスが必要なのか分からない」という方は、まずはお近くの計画相談支援事業所に問い合わせしてみるのもいいでしょう。

相談支援には、「基本相談支援」「地域相談支援」「計画相談支援」「障害児相談支援」などがあります。

三重県内の計画相談支援事業所の一覧を、三重県のHPで確認しました。
以下のリンクをクリックいただくと、閲覧することができます。

三重県:一般相談支援事業所一覧;令和4年4月
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1o0yPfcieaD_bhYZMCWA_6DojR5KVTjcdbgNe8_0V41k/edit?usp=sharing

三重県:特定相談支援事業所一覧;令和4年4月
https://docs.google.com/spreadsheets/d/145PAxfH7qqgDgDcw5FfiZmzCHvmSiyHsAillRuf7_3I/edit?usp=sharing

障害者就業・生活支援センター

通称「なかぽつ」とも言われる相談窓口です。国が、NPO法人や社会福祉法人に運営を委託している機関になります。

障害者の生活面と職業面の課題に対して総合的に支援を受けることができます。三重県内には複数のなかぽつがあり、自宅から通いやすい場所を探すことができます。

以前、三重県のなかぽつについて解説していますので、こちらもご参照ください。

就労移行支援事業所

障害者の一般就職をサポートする窓口です。行政の認可を受けている民間企業等が運営しています。障害のある方で、一般就職を目指したい18歳から65歳までの方が対象になります。(※お住まいの市区町村から、利用の許可を得る必要があります。)

地域内に複数の事業所があり、民間企業ならではの特色を活かした支援を受けることができます。

就労移行支援事業所では、「体調管理」や「食事の見直し」など、日常生活の土台となる生活能力の評価はもちろんのこと、「パソコンの操作」「ビジネスマナー」「他者とのコミュニケーション」など、お仕事に活かすことができるカリキュラムを受けることができます。

障害があり、かつ、お仕事に困っているという方は、一度相談してみるのが良いかと思います。

就労継続支援事業所

障害があって、当面一般就職を目指すことが難しいけど、何かしらお仕事に携わりたいという方が対象になります。行政の認可を受けている民間企業等が運営しています。

就労継続支援事業所には、「A型」と「B型」の2種類があります。

A型は、障害者と事業所が雇用契約に基づく関係を有し、障害者は事業所で仕事を行い、お給料を得ることができます。毎月まとまった収入を得ることができますが、その分難しいお仕事を実施することがあります。

B型は、障害者と事業所に雇用関係はありません。障害者は自分ができる範囲の作業を行い、実施した分の収入(工賃)を得ることができます。A型と比べ、収入が落ちる傾向にあるものの、自分のペースでお仕事を経験することができます。

障害があり、一般企業での仕事は難しいけど、できるかぎり仕事に関わりたい!という方は、一度お近くの就労継続支援事業所に相談してみるのが良いかと思います。

まとめ

障害者の生活面や経済面のサポートする窓口は全国に複数あります。三重県内にも、探すと至る場所に相談窓口があるのですが、正直探しづらく、適切な場所を選びづらいのが実態です。

ただし、福祉の業界は、自分たち以外の場所でどのようなサポートを提供しているか把握しているため、仮にご自身の必要な支援とは異なるサービスを提供している窓口に問い合わせても、別の連絡先を紹介してくれることがあります。まずは、気軽に相談してみるのが良いかと思います。

就労支援事業所ミライクでは、問い合わせフォームを用意していますので、お電話が難しい方もお気軽に相談ください。場合によっては、地域にある問い合わせ者様にとってふさわしい相談窓口を紹介させていただきます。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。